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感染拡大を防ぐには隔離しかない

ローリー・ギャレット 米外交問題シニアフェロー

Epic Failure Feeding Ebola Crisis

Laurie Garret 米外交問題シニアフェロー(グローバルヘルス担当)。ピュリツァー賞受賞ジャーナリストで、専門は慢性疾患、感染症、バイオテロ、感染症と国際安全保障など。

2014年10月号掲載論文

これまで感染拡大は地方での現象だったが、いまや都市部での感染が拡大している。さまざまな環境で人から人への感染が起きており、非常に深刻な局面を迎えている。感染者を隔離しない限り、感染拡大は阻止できない。国境なき医師団は「あらゆる競技場を、感染者を安全に隔離するための場所にする必要がある」と主張している。これは悪いアイディアではない。1918年にスペイン風邪が流行した際にも、感染者は公衆衛生当局が借り上げた映画館・ホテルで隔離された。・・・ワクチンがあと1-3年で開発されるかもしれないが、おそらく医薬品で感染拡大を阻止するのは難しいだろう。この5ヶ月間ですでにエボラウイルスは300回変異している。開発されるワクチンが効かないような変異をウイルスが遂げるリスクを心配している。・・・

  • 野球場を隔離施設として利用せよ
  • 都市部での感染拡大とウイルスの変異

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