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シリア内戦の現状を問う
―ポストアメリカ時代へ向かう中東

ライアン・クロッカー 元駐シリア米大使
チャールズ・W・ダン フリーダムハウス ディレクター
ポール・ピラー 元米中央情報局 分析官

What to do about Syria

Ryan Croker  駐シリア米大使などを経て、現在はテキサスA&M大学公共政策大学院・学院長
Charles W. Dunne  国家安全保障会議イラク担当ディレクターを経て、現在はフリーダムハウス 中東・北アフリカプログラム・ディレクター
Paul Pillar  米中央情報局(CIA)近東南アジア担当分析官を経て、現在はジョージタウン大学非常勤シニアフェロー

2014年6月号掲載論文

アメリカがシリア問題への関与を控えているために、中東の指導者たちは、次第にアメリカという要因を外して、意思決定を試み始めている。中東はポストアメリカ時代へと向かいつつある。(C・ダン)

シリア内の反体制武装勢力として大きな役割を果たしているのは、「イラク・シリア・イスラム国(イラクとシャームのイスラム国)」(ISIS)のような過激派だ。このサラフィー派のジハード主義集団は、アルカイダでさえも関係をもつのを嫌がるような残虐行為に手を染めている。・・・サウジはシリア内戦を自国の存亡に関わる問題とみている。彼らは、この戦争をイランとの対立構図のなかで捉えており、アメリカの関与のあるなしに関わらず、戦うつもりでいる。(P・ピラー)

スンニ派を虐殺した1982年のハマーの虐殺以降、アサド政権は、審判の日がいつか訪れるかもしれないと警戒し、審判の日が来れば、少数派であるアラウィ派は、その生存をかけて戦わなければならないことをかねて理解していた。スンニ派であれ、アラウィ派であれ、この事件のことを誰もが覚えている。(R・クロッカー)

  • シリアの人道的危機
  • スンニ派とアラウィ派の確執
  • 反体制派と地域紛争化

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