CFRインタビュー
現状はインフルエンザ・パンデミックに向けた
第一波に過ぎない??

マイケル・T・オスタホルム ミネソタ大学・感染症研究対策センター(CIDRAP)ディレクター

Is this just a First Wave?

2009年6月号掲載論文

現状で分かっていないのは、今後も人からの人への豚インフルエンザの感染が続くかどうかだ。過去のインフルエンザ・パンデミックをみると、例えば、1918年のパンデミック(スペイン風邪)の場合、4~5月に豚インフルエンザが第一波として猛威をふるった後、このウイルスは忽然と姿を消した。だが8月にはどこからともなくウイルスが出現して第2波が猛威をふるい始め、その結果、4千万から1億の人々が犠牲になっている。今回の豚インフルエンザがどのようなコースをたどるのか。(スペイン風邪のときのように)6~8週間で落ち着きをみせるが、それでもウイルスはなくならず、今年の夏、秋、冬に再び猛威を振るい出すのだろうか?その可能性は十分にある。…… もっとも重要なのは、間違いなくわかっていること、そして分かっていないことについて、人々に真実を語り続けることだ。
●邦訳文は4/25のCFRインタビューから

  • 人から人への感染が続くのか?
  • 国境閉鎖では問題は解決しない

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