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自由貿易は雇用創出に貢献できる

ジョン・B・テイラー ジョン・マケイン米大統領候補・経済政策上級顧問

McCain Economic Adviser Says Lower Taxes, Boost Trade, Produce Energy Domestically

John B. Taylor 2001年から2005年まで、財務省の国際関係担当次官として、国際金融、通貨市場対策その他を取り仕切り、その手腕は高く評価されている。現在、スタンフォード大学教授で、フーバー研究所のシニアフェローも兼務している。

2008年10月号掲載論文

共和党大統領候補ジョン・マケインの経済政策上級アドバイザーを務めるジョン・B・テイラーは、雇用を創出し、アメリカ経済を復活させるには力強い貿易政策が必要だとしつつも、一方で、「マケイン候補は失業者対策を見直し、競争環境、技術革新、生産体制の変化のあおりを受けて、雇用を失った人々に救いの手を差し伸べるつもりだ」とコメントした。
アメリカの競争力を強化するには、法人税率の引き下げ、自由貿易合意、金融改革が不可欠だと指摘した同氏は、エネルギー資源については、マケインは国内の石油生産の増強を試みるとともに、原子力、バイオ燃料、環境保護も重視していると語った。
 聞き手は、ロバート・マクマホン(www.cfr.orgのデピュティー・エディター)。

  • 自由貿易を堅持せよ
  • エネルギー対策

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