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CFRミーティング
ワールド・エコノミック・アップデート
――「サブプライム後」のアメリカ経済、世界経済を分析する

スピーカー
ジョイス・チャン  JPモルガン・チェース クライアントビジネス担当マネージング・ディレクター
イーサン・ハリス   リーマン・ブラザーズ アメリカ経済担当エコノミスト兼マネージング・ディレクター
ヌリエル・ルービニ  ニューヨーク大学 スターン・ビジネススクール教授
司会
ダニエル・K・タルーロ

World Economic Update

Joyce Chang JPモルガン・チェースのクライアントビジネス、新興市場調査担当のマネージング・ディレクター。インスティツーショナル・インベスターズ誌では、7年連続で新興市場ストラティジストのナンバー1にランクされている。
Ethan Harris 連邦準備制度理事会(FRB)を経て、リーマン・ブラザースのアメリカ経済担当チーフエコノミストに。2003年にはビジネス・ウィーク誌から「もっとも正確な見通しを示した」エコノミストとして表彰された。
Nouriel Roubini ニューヨーク大学スターン・ビジネススクール経済・国際ビジネス担当教授。全米経済研究所(NBER)、経済政策研究センター(CEPR)のリサーチ・フェローも務める。

2008年5月号掲載論文

まず金融部門が実体経済に影響を及ぼし、今度は実体経済の収縮が金融部門に悪影響を及ぼすという悪循環が今後始まることになる。(ヌリエル・ルービニ)

 ポイントは、さらに深刻な事態になれば、政府が大胆に動くと考えられることだ。この点が過小評価されている。(イーサン・ハリス)

 私はデカップリング論を支持しない。むしろ、「グローバル経済は一つのエンジンで刺激されているが、新興市場が世界経済に占めるシェアと役割も拡大している」と考えるべきだ。……大きな特徴は、新興市場経済が成長した結果、さまざまな形で経済的クッションが誕生していることだ。(ジョイス・チャン)

  • アメリカのリセッションは12~18カ月続く
  • 「W字型回復」へと向かうか
  • 政策金利引き下げとインフレ
  • リカップリング VS.デカップリング
  • 中国経済の成長はどの程度鈍化するか
  • 日米欧同時リセッションのなかの中国のインフレ?
  • 新興市場経済の特質

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