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CFRメディアブリーフィング
文民指導者の誕生と
パキスタンの将来

スピーカー ダニエル・マーキー 米外交問題評議会南アジア担当シニア・フェロー
司会 ポール・スタレス 米外交問題評議会予防外交センター・ディレクター

Pakistan's Election

Daniel Markey

2008年2月号掲載論文

 「旧野党が連帯を組んだとしても、各政党間の反目は根強く、これが消えてなくなることはない。政府ポストの任命の段階になれば、激しく対立するようになる。地方政府レベルでも政治抗争が展開されていくことになるだろう」
 「政府と軍の関係もパキスタン政治の亀裂を深くしていくことになる。文民指導者が台頭していけば、パキスタンで大きな影響力を持つ軍との関係も微妙になってくる。軍に対して現実的なアプローチをとるべきか、それとも反軍部の路線をとるかが問われることになるからだ」
 「(パキスタンでの文民政府の誕生は、政治腐敗がますます増えることを意味すると考えられている)……歴史的に、文民政府が本来の道を踏み外すと、人々は軍が介入することをむしろ歓迎してきた。この悪循環を断つ必要がある」(D・マーキー)

  • 反政府票が文民政党を勝利へ導いた
  • キスタンの政治構図はどうなる
  • 国境地帯、そしてテロ対策はどうなる
  • 誰が核兵器を管理するのか

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