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NPTとイラン核開発問題の本質

ローレンス・シェインマン/モントレー国際大学教授

Iran, North Korea, and the NPT's Loopholes

Lawrence Scheinman 核軍縮問題、特に戦略、戦術核の軍備管理の専門家で米政府、国際機関、教育機関で核軍縮問題に長く取り組んでいる。クリントン政権の高官として軍備管理を担当した後、現在はモントレー国際大学・大量破壊兵器不拡散センター教授。

2005年3月号掲載論文

「民生目的と称して、外部から必要な技術のすべてを導入して完全な核燃料サイクルを完成し、NPT第十条の条約脱退の権利を行使して、『状況が変わったので、核兵器を生産する』とイランが言い出したらどうするのか」。NPTの欠陥をこう指摘する核不拡散問題の専門家ローレンス・シェインマンは、五月のNPT再検討会議では、このシナリオをめぐって多くの議論が行われると予測する。新型核の開発に関心を持っているアメリカはNPTを順守していないと批判されても仕方がないとコメントする同氏は、非核保有国が条約上の義務を守るように要請するとともに、核保有国も条約上のコミットメントを守らなければならないと強調した。聞き手はバーナード・ガーズマン(www.cfr.orgのコンサルティング・エディター)。邦訳文は英文からの抜粋・要約。全文(英文)はwww.cfr.orgからアクセスできる。

  • NPTの取引構図は
  • NPTを試すイランの核開発
  • 核保有国のすべては有罪だ

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