2008 Getty Images/iStock.com

敗れた戦争に勝利するイラク撤退戦略を

ジェームズ・ドビンス/ランド研究所国際安全保障・防衛政策研究センター所長

Iraq: Winning the Unwinnable War

James Dobbins コソボ、ボスニア、ハイチ、ソマリア、アフガニスタン問題の特使を務めた。ホワイトハウス、国務省の高官を経て、現在はランド研究所国際安全保障・防衛政策研究センター所長。

2005年2月号掲載論文

ワシントンがイラクから撤退の約束をすれば、イラク人、イラクの近隣諸国、国際社会も、対米批判を超えて「イラクの長期的な安定こそが自分たちが共有する利益である」という事実に目を向けるようになる。ワシントンはイラクでの最終目的を、イラク政府が統治できる安定した環境の整備、そして「環境が整い次第米軍を全面撤退させること」に据えるべきだろう。

  • イラク主導の試みに切り替えよ
  • 撤退の意図と条件を示せ
  • 民間人を保護し、武装勢力の分断を
  • 民主化戦略から地域安定化戦略へ
  • イラク問題の2トラック交渉を
  • 撤退戦略への道筋

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