アフガニスタン問題の打開策はあるか

バーネット・ルービン/ニューヨーク大学国際協調センター所長

Must Confront Warlords, Deal with Taliban

Barnett Rubin アフガニスタン、中央アジア研 究の第一人者として世界的に 知られている。二〇〇一年十 一~十二月のボン合意に向 けた交渉では、当時アフガニ スタンを担当していたブラヒミ 国連事務総長特別代表の特 別顧問を務めた。

2004年8月号掲載論文

アフガニスタン政府は限られた予算で、「数十億ドルもの資金を自由に使える軍閥や麻薬密売業者を相手に闘いを挑み、競い合わなければならない状態にある」。しかも、国際社会はまだこの国で紛争が続いているというのに、紛争後の計画の実施を試みている有り様だ。アフガニスタンの専門家のバーネット・ルービンは、麻薬経済から膨大な資金を得ている軍閥の力を弱めて、アフガニスタン政府を支援するためにも、アメリカは「タリバーンとの戦争にばかり集中するのではなく、もっとアフガニスタンの安定化を重視する必要がある」と強調する。聞き手はバーナード・ガーズマン(www.cfr.orgのコンサルティング・エディター)。邦訳文は英文からの抜粋・要約。全文(英文)はwww.cfr.orgからアクセスできる。

  • 軍閥の思惑
  • アフガニスタンの麻薬経済
  • アメリカの政策の問題点
  • どうすれば状況を打開できるか
  • タリバーンとの政治妥結を

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