境界線のない戦争
――対テロ戦争に戦時ルールを適用すべきか

ケネス・ロス/ヒューマン・ライツ・ウオッチ事務局長

The Law of War in the War on Terror

KennethRoth 米連邦検察官としてイラン・コントラ事件を担当した後、国際的人権擁護団体、ヒューマン・ライツ・ ウオッチの副事務局長を経て、一九九三年から事務局長を務めている。人権問題の専門家として、雑誌、メディアへ の露出も多い

2004年5月号掲載論文

誰をどのような基準で「敵の戦闘員」とみなすのか。どのような状況でなら戦闘員を殺害したり、あるいは、裁判を経ずに無期限で拘束したりできる戦時ルールが適用されるのか。アメリカの軍事路線を対テロ「戦争」と呼ぶことで、ブッシュ政権は、平時に許されることと、戦時であれば容赦されることを区別する境界線を取り払ってしまっている。その役割も活動も闇の中で、特定の攻撃と個人の関係がはっきりしないことが多いテロ組織を一体どのような基準で判断すればいいのか。ブッシュ政権は、アメリカをより安全にしようと試みるなか、すでにすべてのアメリカ人、そして世界中の人々の自由に制約を加えている。

  • 対テロ戦争というレトリックの真意は
  • テロ組織に戦時ルールを適用すべきか
  • 戦時ルールと法執行ルールの境界線は
  • アメリカの逸脱行為の余波
  • 戦時ルールの適用を正当化できるのか
  • 戦時ルールは自由と権利を制約する

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