民主党大統領で米外交は変わる  
――強制ではなく、説得によるリーダーシップを

サミュエル・バーガー/クリントン政権国家安全保障問題担当大統領補佐官

Foreign Policy for a Democratic President

Samuel Berger 米国務省政策企画部の副 部長(1977~80)を経て、 1997年から2001年まで国 家安全保障問題担当大統 領補佐官を務めた。現在 は、ストーンブリッジ国際法 律事務所の理事長。また、 民主党のケリー上院議員の 外交顧問も務めている。

2004年5月号掲載論文

「われわれは、アメリカの目的の実現を損なわないような手段をとる指導者を必要としているし、同盟諸国をわれわれから離反させていったイデオロギー的な硬直性とは無縁な前向きの現実主義を必要としている」

「世界におけるアメリカの道徳的・政治的な権威と権限を回復しなければならない。そうした権限を回復できれば、われわれが行動を起こすと決断した場合に、アメリカと協調行動をとるように他国を説得できるようになる。国益以上の大きな何かにワシントンがコミットしない限り、他の諸国を説得することはできない」

  • パワーの拡大がなぜ影響力を低下させたか
  • 共和党強硬派と国際主義者の対立
  • アメリカの権威と権限の回復を
  • 民主党の中東政策
  • WMD拡散問題新しい現実に応じた機構再編を
  • 世界と新しい関係を築くには
  • われわれは誰なのか

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