国連改革報告書とアメリカの利益

ブレント・スコークロフト/スコークロフト・グループ会長

UN Reform and America's Interests

2004年12月号掲載論文

国連改革に関するハイレベル委員会の報告書は「テロリズムの定義を試み、・・・大量破壊兵器(WMD)拡散問題を取り上げ、それを阻止するために何が必要かについても分析している」。ハイレベル委員会のメンバーを務めたブレント・スコークロフトは、同報告書は「自己防衛と先制攻撃に関してもこれまでよりも幅を持たせた解釈を示しており、アメリカの国益に合致するような提言が多くなされている」と分析し、国連とアメリカの共生、アメリカとヨーロッパの協調を促した。また、国家安全保障問題担当大統領補佐官として、コンドリーザ・ライスを最初に政府ポストに登用したスコークロフトは、国務長官の任務は政策立案だけでなく、「相手国の市民に耳を傾けてもらい、われわれの立場への理解と支持を引き出す」ことにあり、大統領補佐官から国務長官への転身はそう簡単でない、と語った。聞き手はバーナード・ガーズマン(www.cfr.orgのコンサルティングエディター)。全文(英文)はwww.cfr.orgからアクセスできる。

  • 新しい世界での米欧協調を
  • イラクとパレスチナ
  • ライス国務長官、国連改革

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