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米外交問題評議会ディベート
誰が世界と国連を引き裂いているのか
―戦後イラクと米欧対立の深層

マイケル・ドーラン  米外交問題評議会 中東担当準シニア・フェロー
ギデオン・ローズ フォーリン・アフェアーズ誌副編集長

The Pros and Cons of U.N. Inspections

Michael Doran, Gideon Rose

2003年6月号掲載論文

戦後イラクにおいて、国連の大量破壊兵器(WMD)査察チームは任務を再開すべきなのか。支持と反対の論拠は何か。国連査察の再開の是非をめぐるマイケル・ドーラン(米外交問題評議会中東担当準シニア・フェロー)とギデオン・ローズ(フォーリン・アフェアーズ誌副編集長)の論争が浮き彫りにする「奇妙な国際環境」における権力政治の実態。

  • 国連のWMD査察再開に反対する理由  マイケル・ドーラン
  • 国連査察再開を支持する理由  ギデオン・ローズ
  • 米仏対立の本当の理由
  • 穏やかなパワー行使をめざせ
  • 国連は欧州の権力政治に利用されているだけだ
  • ブッシュ政権がつくり出した「奇妙な国際環境」

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