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中東諸国の政治・経済改革の断行を求めよ

マーティン・インディク 前駐イスラエル米大使

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Martin Indyk ブルックリン研究所の上級研究員。一九九三~九五年まで、大統領特別補佐官および国家安全保障会議中近東・南アジア担当上級ディレクターを務めた。九七~二〇〇〇年に中近東担当国務長官補佐官、一九九五~九七年、二〇〇〇~〇一年まで、駐イスラエル米大使を務めた。米国務省有数の中東専門家として知られる。

2002年4月号掲載論文

ワシントンはこれまで、社会変革によるカオスか、状況を放置したままでの腐敗の継続かという二者択一のなか、中東の腐敗した政権を支援することを選択してきた。だが、腐敗したサウジアラビア、エジプトの政権を支援した結果、アルカイダを誕生させるような社会土壌を育んでしまった。もはや同じ過ちを繰り返してはならない。ワシントンは新たな取り決めの一部として、中東諸国での政治・経済改革を強く求めていくべきである。

  • 中東友好国との共生関係
  • エジプト、サウジとの暗黙の了解
  • 何がテロリストを育んだのか:カネと弾圧策
  • サウジとエジプトに何を求めるか
  • 改革によるカオスか、それとも腐敗の継続か

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