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米外交問題評議会リポート
京都議定書はすでに死文化している

デビッド・ビクター

The Collapse of the Kyoto Protocol

David Victor 国際応用システム分析国際研究所(IIASA)における国際環境条約研究プロジェクトの議長(一九九三~九七)を経て、米外交問題評議会の科学技術担当シニア・フェロー。国際環境法、貿易と環境、エネルギー技術、地球温暖化などを専門とする。

2001年5月号掲載論文

アメリカだけでなく、ヨーロッパも、京都議定書に盛り込まれた削減目標を全うできないだろう。各国が京都議定書を順守できるはずはなく、当然、議定書はすでに死滅しているも同然というのが揺るぎない事実だ。京都合意に代わる多国間対応枠組みを再構築する必要があるが、アメリカはその前に、排出規制に向けた本格的な政策を国内で導入すべきである。

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