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朝鮮半島政策への提言
――ブッシュ大統領への公開書簡

モートン・I・アブラモウィッツ センチュリー財団上席研究員 / ジェームス・T・レイニー エモリー大学名誉学長

The Letter to President Bush

Morton Abramowits

2001年5月号掲載論文

外交問題評議会の朝鮮半島問題に関するタスクフォースは、ブッシュ大統領に対して、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)との和解を目指す韓国の努力を全面的に支援するように促す書簡を送った。この書簡においてタスクフォースは、北朝鮮の長距離ミサイル開発計画を検証可能な形で間違いなく解体する手段を模索し、一九九四年の平壌との核合意を注意深く見直すとともに、韓国との防衛協力を強化し、ソウルや東京との手堅い三国間調整を推進するように提言している。今回の提言は、朝鮮半島問題に関するタスクフォースがこの数年間で出した四度目の提言となる。タスクフォースには、朝鮮半島問題と東アジア政治をめぐるアメリカの著名な専門家が参加している。われわれは、韓国の金大中大統領や政府高官、そして日本政府の高官との折衝のために代表団を現地に派遣し、協議を重ねた上で、この書簡をまとめた。なお、タスクフォースは、朝鮮半島問題に関するより詳細なリポートを四月に公開する予定である。

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