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アジアの資本主義と文明の変容

ウォルター・ラッセル・ミード
外交問題評議会シニア・フェロー

The End of Asia? Redefining a Changing Continent

Walter Russell Mead 外交問題評議会シニア・フェロー。

2001年1月号掲載論文

「非公式なやり方に依存して、膨大な資本を呼び込んだうえに、経済行動を拡大するためであれば収益への配慮を無視するような傲慢な姿勢が生まれたため、結局、流れ込んだのと同じ速さでアジアから資本が逃避してしまった」かつて「奇跡」を実現したのと同じ文化的価値が、どうして今は「大失敗」を招いているのか。アジア危機を経た世界は、「質素、勤勉、家族中心の価値観、権威への尊重」という美徳が、「強欲、硬直性、情実主義、あからさまな腐敗」といった悪徳へと変貌しうることを知っている。それでも、アジア的価値の優越性を唱え続け、アジア危機を契機として欧米批判の論陣を張る人物たちの真意は、どこにあるのか。

  • はじめに
  • アジアの世紀?
  • アジアを一体的にとらえられるのか
  • 抵抗と受容のプロセス
  • アジアは衰退するのか

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