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フランスの反米・反グローバル化路線の行方

ソフィー・ミュニエ  プリンストン大学講師

The French Exception

Sophie Meunier プリンストン大学国際研究センターのリサーチ・アソシエートで、同大学国際関係学部講師。

2000年9月号掲載論文

フランスの知識人や利益団体、それに主流派の政治家までが、富裕国と最貧国の不平等の拡大はグローバリゼーションの結果であるとあげつらい、「恵まれない世界の国々の代弁者としてこのトレンドに立ち向かうことがフランスの神聖な義務だ」と口々に繰り返している。今や貿易問題は「自由貿易」対「保護主義」という図式ではなく、「アングロサクソンのグローバリゼーション」対「フランスの国家的・文化的価値」という構図でとらえられている。

  • 反米主義と反グローバリズム
  • 文化とグローバリズム
  • 政治価値の戦い
  • グローバリゼーションとフランス政治の再編
  • 農業政治の変化
  • L'EUROPE, C'EST MOI(=朕はヨーロッパなり)

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