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「撤退戦略」という幻想

ギデオン・ローズ 外交問題評議会研究員

The Exit Strategy Delusion

Gideon Rose 国家安全保障会議の近東・南アジア担当副議長、「ナショナル・インタレスト」誌の副編集長などを経て、現在は、外交問題評議会の研究員。評議会では、これまで撤退戦略および外交政策をめぐる研究班の議長などを務め、現在は安全保障問題研究グループの副議長。現在、二十世紀の戦争終結に関する著作を執筆中。

1998年4月号掲載論文

問題地域に兵力を送り込む前に、まず、いつまでに戦力を引き揚げるかを言明するのが昨今のはやりである。だが、議会や国民の支持確保ばかりを気にかけるこの「撤退戦略」では、介入によって何を擁護するのかが無視され、撤退後の現地の状況が慎重に配慮されることもない。いかにして撤退するかではなく、なぜわれわれが介入するのかを真面目に考えない限り、現地での活動効率は今後も無視され続け、介入の意味そのものが見失われることになろう。

  • 介入とパッケージにされた「撤退戦略」
  • 撤退ではなく、まず戦略を考えよ
  • 長期駐留の利益
  • 撤退の必要条件とは何か
  • 撤退を可能とする環境づくり
  • 軍事介入の政治学

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