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第二局面に突入したアジア経済

ブルース・コッペル 東西センター上級研究員

Fixing the Other Asia

Bruce Koppel ホノルルにある東西センターの上級研究員で、専門はアジアの政治経済、特に対外援助、土地政策、技術政策。現在はパリ行政学院の客員教授。日本の対外援助をテーマとする論文、“Japan's Ascendancy as a Foreign‐Aid Power:Asian Perspectives"(with M. Plummer) Asian Survey(November,1989)も発表している。

1998年3月号掲載論文

アジア経済の混乱は、経済構造改革の手をつけやすい部分の移行が完了したことを示すにすぎず、必ずしも奇跡の終わりを意味するわけではない。だが、繁栄から取り残されてきた「もう一つのアジア」が抱える政治・経済問題、そして社会問題を解決せずして、今後の持続的成長は不可能である。新たな課題は何で、どのような選択をなすべきなのか。

  • 取り残された「もう一つのアジア」
  • アジア経済のイメージと現実の落差
  • 新旧の問題を同時に抱え込む
  • 酷使された弱者たち
  • 横行する腐敗
  • 環境への配慮を
  • 深まる政治的亀裂
  • 取り残された人々
  • 新たな社会契約を
  • 国民を幅広く押し上げる成長を

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