Kremlin.ru, CC BY 4.0 <https://creativecommons.org/licenses/by/4.0>, via Wikimedia Commons

中国・ロシアを国際秩序に組み込む道

マイケル・マンデルバーム  外交問題評議会・東西関係プロジェクト議長

Westernizing Russia and China

Michael Mandelbaum ジョンズ・ホプキンス大学・ポール・ニッツェ・スクールの政治学教授で、専門は米国外交。外交問題評議会の東西関係プロジェクトの議長も兼務。この論文は、近く出版される著作からの抜粋。

1997年7月号掲載論文

「正統的共産主義」がすでに崩壊・解体しているにもかかわらず、ロシアと中国はいまだに新たなシステムを構築できずにいる。そのため両国では、国内ではナショナリズムが幅を効かせ、対外的には自国の主権や地位に過度に敏感な外交路線が採用され、こうした環境を背景に、「ウクライナと台湾が、世界でもっとも危険なスポット」として浮上してきている。大切なのは、国際社会が現状の変革に反対していることを明確に伝え、彼らの現状変革の試みを今後も先送りし続けるように仕向け、すでに定着しつつあるポスト冷戦秩序のなかに、この二つの国家をゆっくりと組み込んで行くことである。いまわれわれに必要なのは、厄介で他の存在を脅かすようなロシアと中国の行動パターンが永続的ではないことを認識した上での、「忍耐強さ」である。

  • 二つの国家、一つの問題
  • 中ロの民族問題
  • 弱体化した中央権力の影響
  • ナショナリズムと外交
  • 二つの争点 台湾とウクライナ
  • 「暗黙の抑止」戦略とは

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