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<レビュー・エッセイ> 外交問題評議会を支えた精神

デイビッド・ヘンドリクソン  コロラド大学政治学教授

Inquiring Minds: The Story of the Council on Foreign Relations

David C. Hendrickson コロラド・カレッジの政治学教授で、主要な著作には、『The Imperial Temptation』 (ロバート・タッカーとの共著)がある。

1997年3月号掲載論文

外交問題評議会は、『フォーリン・アフェアーズ』誌やその研究プログラムをつうじて、「学者たちを自らの狭い専門領域から解き放ち、ビジネスマン、弁護士、金融家により大きな眺望を与えることで(異業種、専門の異なる人々)のパートナーシップを形成し、・・・相互の洞察をたかめ、世論を啓蒙し、そして政府に警告を発し、啓発してきた」。いわゆる公益というものは「周到な分析と開放的な議論によって最大限に実現されることを謙虚に心しながら、多種多様な知性を動員して、急を要する国際問題に取り組むという点で外交問題評議会は最善の存在」だったし、これこそ評議会を傑出した存在としたクォリティなのである。

  • ベルサイユ会議と外交問題評議会
  • 厳粛さと革新性
  • ベトナムと外交コンセンサスの破綻
  • リフレクション

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