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米国の世紀の終焉とスーパー三〇一条

J・バグワティ/コロンビア大学教授

THE DIMINISHED GIANT SYNDROME

Jagdish Bhagwati コロンビア大学の政治・経済学教授で、GATT事務総長の経済政策顧問でもある。ここに示された見解は、彼個人のものである。

1993年7月号掲載論文

「米国内では、他の諸国が<アンフェア>な貿易活動に従事しているのに、米国だけが武器ももたずに貿易に従事しているとみなす勢力が力を得てきており、その結果、これまでの無策を改め、攻撃的な貿易政策への転換を図るべきだという主張がなされている」。問題は、衰退論を背景として、米国がこうした認識の違いを前提とする政策の採用に傾きつつあることである。現状が放置されれば、世界はブロック経済の方向へと向かいかねない。

  • 序章
  • 米国の貿易政策とGATT
  • 貿易ブロック台頭の危険

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