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第二次朝鮮戦争の悪夢に備えよ
―― もう韓国が挑発行為に耐えることはない

第二次朝鮮戦争の悪夢に備えよ
(2013年5月号掲載)
ケイル・A・リーバー/ジョージタウン大学准教授
ダリル・G・プレス/ダートマスカレッジ准教授

戦争が始まれば、訓練も装備も十分ではない北朝鮮軍は、どうみてもCFC司令部(米韓連合軍)には太刀打ちできない。北朝鮮軍は総崩れとなって敗走し、CFCが短時間で国境線を越えて、北へと進軍する。この時点で、北朝鮮指導層は「サダム・フセイン、ムアンマル・カダフィに持ち受けていた忌まわしい運命を回避するにはどうすればよいか」という重大な選択に直面する。金正恩とその家族や側近たちは中国に脱出して保護を求め、そこで余生を送るつもりかもしれない。だが、このオプションをとれないとすれば、平壌に残された唯一の方法は、「核によるエスカレーション策」という切り札を持ち出して停戦に持ち込むことかもしれない。金正恩は、CFCが攻撃を止めない限り、その段階で、いまだ手つかずのまま残されている、片手では数え切れない韓国や日本の都市を攻撃すると恫喝するかもしれない。・・・




朝鮮半島で何が起きているか
――もう韓国が挑発行為に耐えることはない
(2012年8月号掲載)
玄仁沢/高麗大学一民国際関係研究院
金泰栄/前韓国国防相
チャールズ・プリチャード/コリア経済研究所所長

これまで北朝鮮による数多くの挑発行為に直面してきた韓国市民の多くは、いまや、挑発行為に対する反撃だけでは十分ではなく、より強硬な報復策が必要だと考えるようになっている。・・・こうした堅固な社会コンセンサスを基盤に、反撃だけでなく、対抗策、報復策をとる必要が出てきている。(金泰栄)

北朝鮮にとっての選択肢は二つしかない。核開発プログラムの放棄に応じるか、社会・経済の改革・開放路線を取ることだ。北朝鮮が生き延びるにはこの二つのいずれかを選ぶしかない。だが、彼らは一体何をしているだろうか。3度目の独裁体制の確立を試みている。(玄仁沢)


北朝鮮の崩壊を恐れるな
―― リスクを上回る半島統一の恩恵に目を向けよか

(2014年7月号掲載)
スー・ミ・テリー /元米中央情報局(CIA)上席分析官

朝鮮半島の統一が韓国を経済的・社会的に押しつぶすわけでも、アメリカ、中国、日本に受け入れがたいリスクを作り出すわけでもない。たしかに、朝鮮半島の統一はドイツ統一以上にコストがかかり、多くの課題を伴うだろう。例えば、北の崩壊シナリオとしてもっとも現実味があるのは北朝鮮が内破し、体制が崩れていくことで、この場合、核兵器の安全な管理をいかに確保し、人道的悲劇を回避して大規模な難民が発生しないようにすることが大きな課題となる。だからといって、半島の統一を回避すべきだと考えるのは間違っている。崩壊を経た半島統一の最大の恩恵は、北東アジアにおける主要な不安定化要因が消失することだが、特に韓国は大きな経済的恩恵を手にできる。これまで各国は、平壌が挑発的行動を前にしても、北朝鮮を不安定化させることを懸念して、経済制裁の強化や、対抗策をとることを躊躇ってきたが、今後はそのような配慮をすべきではない。統一の恩恵はリスクやコストを遙かに上回るのだから。





iStock.com / studiocasper

戦争が始まれば、訓練も装備も十分ではない北朝鮮軍は、どうみてもCFC司令部(米韓連合軍)には太刀打ちできない。北朝鮮軍は総崩れとなって敗走し、CFCが短時間で国境線を越えて、北へと進軍する。この時点で、北朝鮮指導層は「サダム・フセイン、ムアンマル・カダフィに持ち受けていた忌まわしい運命を回避するにはどうすればよいか」という重大な選択に直面する。(リーバー、プレス)

これまで北朝鮮による数多くの挑発行為に直面してきた韓国市民の多くは、いまや、挑発行為に対する反撃だけでは十分ではなく、より強硬な報復策が必要だと考えるようになっている。・・・こうした堅固な社会コンセンサスを基盤に、反撃だけでなく、対抗策、報復策をとる必要が出てきている。(金泰栄)

崩壊を経た半島統一の最大の恩恵は、北東アジアにおける主要な不安定化要因が消失することだが、特に韓国は大きな経済的恩恵を手にできる。これまで各国は、平壌が挑発的行動を前にしても、北朝鮮を不安定化させることを懸念して、経済制裁の強化や、対抗策をとることを躊躇ってきたが、今後はそのような配慮をすべきではない。(テリー)



2月号から








対イラン強硬策を
―― イスラエル、湾岸諸国との連帯を模索せよ

エリオット・コーエン、エリック・エーデルマン、レイ・タキー

イランの指導者たちが理解している通り、現実にアメリカとの良好な関係を築けば、イランの政治体制そのものが脅かされる。









拡大する国内格差と縮小するグローバルな格差
フランソワ・ブルギニョン

興味深いのは、グローバルな格差が2000年以降、劇的に縮小し始めたことだ。









シリア紛争を外交的に決着させるには
―― 誰を暫定政府に参加させるのか
ケネス・ロス

2015年10月のウィーン会議でシリア紛争を政治的解決に導くためにアウトラインが示されたが、合意には「それに必要な信頼感を紛争勢力間にどのように育んでいくか」という視点が欠けていた。








Focal Points(過去のトップページ特集)

中国経済のスローダウンを分析する
―― このままでは中国経済は債務に押し潰される
(2月10日発売号プレビュー)
世界経済リスクとしての中国経済の不確実性、拡大する国内格差と縮小するグローバルな格差、他
(最新号2月号より)
進化する北朝鮮弾道ミサイルの意味合い
―― 交渉か制裁の強化か
「中国の台頭」の終わり
―― 持続不可能なフィードバックループ
(2月10月発売号プレビュー)
<
アサド大統領、シリア紛争を語る
民進党政権で中台関係はどう
変化するか
―― 台湾は中国の軌道に入りつつ
あるのか?
ミャンマー −民主化への遠い道のり
―― アウンサンスーチーと軍は
歩み寄れるか
難民危機で問われるメルケルの
政治的立場
―― 難民危機への経済開発
アプローチを

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2月10日発売号

「中国の台頭」の終わり
―― 投資主導型モデルの崩壊と中国の未来

 
ダニエル・C・リンチ
世界経済リスクとしての中国経済の不確実性
―― 持続不可能なフィードバックループ
 
セバスチャン・マラビー
平等と格差の社会思想史
―― 労働運動からドラッカー、そしてシュンペーターへ
  ピエール・ロザンヴァロン
拡大する国内格差と縮小するグローバルな格差
  フランソワ・ブルギニョン
激化する宗派対立と中東の混乱
  フィリップ・ゴードン、レイ・タキール
サウジとイランの終わりなき抗争
―― 対立が終わらない四つの理由
  アーロン・デビッド・ミラー、ジェイソン・ブロッドスキー
シリア紛争を外交的に決着させるには
―― 誰を暫定政府に参加させるのか
  ケネス・ロスル
アンゲラ・メルケルの光と影
―― その政治的強さと長期政権の秘密
  クレア・グリーンシュタイン、ブランドン・テンスリー
 
他全14本掲載
追い込まれた中国共産党
―― 民主改革か革命か
弾道ミサイル防衛を考える
中国経済の異変を読み解く
―― 市場経済への移行を乗り切れるのか
中国経済と新興市場危機
――世界経済アップデート
21世紀の資本主義を考える
―― 富に対するグローバルな課税?
イランは対話・交渉路線を模索する
―― 最高指導者ハメネイの思想
エボラ危機対策の教訓(下)
―― なぜWHOは危機対策を間違えたか
エボラ危機対策の教訓(上)
―― なぜWHOは危機対策を間違えたか
オンライン個人情報とプライバシー
―― ビッグデータの恩恵とプライバシー侵害の間
人道的介入で破綻国家と化したリビア
―― なぜアメリカは判断を間違えたのか
プーチンの中東地政学戦略
―― ロシアを新戦略へ駆り立てた反発と不満
ウクライナを救うには
―― 武器支援ではなく、経済援助を
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