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なぜ法王はプーチンとの会談に応じたか
―― バチカンの外交戦略とロシアの思惑

ビクター・ゲタン ナショナル・カトリック・レジスター紙 国際担当記者

The Potiff and the Pariah

Victor Gaeten  ナショナル・カトリック・レジスター紙 国際担当記者。

2015年7月号掲載論文

欧米の人々にとっては、ローマ教皇が世界のはぐれ者と会談している様子など、イメージするだけでも不快かもしれない。だが、現実にはバチカンとプーチンは一定の協力関係にある。バチカンはウクライナ危機やシリア紛争に巻き込まれているキリスト教徒を救いたいと考えている。プーチンはこれに協力する意図を示し、すでにプーチンは法王の敬意を勝ち取っている。アメリカ外交に批判的な点でも、バチカンとプーチンは立場を共有している。さらに、バチカンは、ロシア正教会との関係修復を実現したいと考えている。・・・ローマ法王は、欧米が反対しても、紛争のなかにいるキリスト教徒を救うために、カトリック教会が西と東、南北間の対立を中立的な立場から対話を通じて仲介していくことを決意している。

  • 対話を重視するローマ法王
  • バチカンの米外交に対する不信
  • 紛争とキリスト教徒
  • ウクライナのキリスト教徒の分裂
  • 東方正教会との関係改善
  • 対話による平和

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