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世界を変える四つの人口メガトレンズ ――先進国の衰退と途上国の台頭をどう管理するか
ジャック・A・ゴールドストーン/ジョージ・メイソン大学 公共政策大学院政治学教授
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21世紀の新しい現実は、世界のどの地域で人口が減少し、どこで増大するのか、どのような国で高齢者が多くなり、どのような国で若者が多くなるか、世界の人口動態の変化が国境を越えた人の移動にどのような影響を与えるかで左右される。欧米を中心とする先進国は人口面でも経済面でも衰退し、世界経済の拡大はブラジル、中国、インド、インドネシア、メキシコ、トルコ等の新興途上国の経済成長によって刺激される。しかも、若者の多い途上国から労働力不足の先進国へと大きな人の流れが必然的に起きるし、一方で、経済基盤の脆弱な途上国の若年人口が世界で大きな混乱を作り出す恐れもある。必要なのは、こうした21世紀の新しい現実に備えたグローバル構造の構築を今から始めることだ。 | |
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| | CFRミーティング 世界の自動車産業の再編はいかに行われたか ― GMと日産のケース
カルロス・ゴーン /ルノー・日産アライアンス会長 スティーブン・L・ラットナー /前米財務省自動車作業部会主要顧問 | |
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最終的に、政府が介入しなければ、GMとクライスラーは資金不足に陥るのは分かっていた。民間市場での資金調達は望めない。・・・負債による資金調達さえ望めない状況だった。資金を投入しなければ、すでに月に80万人のペースで失業者が出ていた中西部の工業地帯でさらに300万人が失業することを意味した。政府は、そのような事態は受け入れられないと判断した。(S・ラットナー)アメリカの自動車メーカーは、他国の企業のやり方に目を向けなかった。相手に学ぶことはないと思えば、すでにあなたはその段階で敗れている。白黒がでるまでの時間の違いはあるだろうが、必ず敗者になる。・・・今回の危機から学ぶ教訓があるとすれば、われわれは中国、インドの自動車メーカーの動向に注目する必要があるということだ。そうしない限り、われわれもまた、米企業と同じ間違いを犯すことになる。 (C・ゴーン) | |
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| | ジャーナリズムの衰退を考える
ピーター・オスノス/米パブリック・アフェアーズ・ブックス設立者 | |
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全盛期の米主要紙の海外支局長には、高級外交官並みの手当てと住宅があてがわれてきた。だが現在は多くの支局が閉鎖されるか、記者がいたとしても1人で、現地のコーディネーター1人、ラップトップコンピューター、携帯電話、事務所兼アパートだけで活動しなくてはならない。だが、うまくやっているメディアもある。通信社(AP通信、ロイター、金融・経済分野のブルームバーグ)は、世界各地に大規模なプレゼンスを維持しているし、いまや通信社の伝統的な守備範囲を超える記事を書ける記者や編集者を擁している。高級誌エコノミストの場合、ストリンガーとわずかな専属記者、そして専門性の高い編集者を組み合わせて、比較的高い価格を正当化するだけの見事な調査記事を毎週送り出している。だが・・・・ | |
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CFRミーティング 「中国の台頭」の戦略的意味合い ―アジアは中国の一極支配になるのか
アーロン・L・フリードバーグ/プリンストン大学政治学教授 | |
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「アメリカが積極的に関与しないアジア」が多極化していくことはあり得ない。インドが幾ばくかの対中対抗バランスを形成できるかもしれないが、アメリカが関与しなければ、基本的にアジアは、中国が支配的な影響力をもつ一極支配構造になっていく。アジア共同体については多くのことが言われているが、ワシントンが構想を支持するとすれば、アジアが開放性を維持し、他の世界との統合を重視し、そこでアメリカが重要な役割を果たし続ける場合だけだろう。アジア諸国の多くも、アメリカがそうした役割を果たし続けるのを望んでいると思う。(A・フリードバーグ) | |
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| | CFRスペシャル・リポート アメリカは「新しいアジア」にどう関わるべきか ―5カ国(日中韓プラス米ロ)協議メカニズムの構築を
エバン・A・フェイゲンバーム/CFRシニア・フェロー ロバート・マニング/米国家情報会議ディレクター
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6者協議にこだわり、北朝鮮とは関係のない北東アジアの非安全保障領域のアジェンダをめぐる多国間協力に関して平壌に拒否権を与える理由はどこにもない。いまや日中韓(プラス3)を、(北朝鮮問題をめぐる)6者協議に協力してきた5カ国のフォーラム(日中韓米ロ)へと拡大すべきタイミングにある。 この枠組みがあれば、北太平洋の主要5カ国が連帯して、経済問題、環境問題、トランスナショナルな課題、外交問題など、非安全保障領域でそれぞれが持つ利益や資源、能力、専門知識をうまく組み合わせられるようになる。安全保障領域での協調は依然として難しいとはいえ、少なくとも、5カ国が朝鮮半島の最終的な統合に向けた移行管理策を含む、緊急対応計画を話し合うことはできるはずだ。 | |
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21世紀のエネルギー安全保障秩序を考える ――エネルギー市場にもグローバルなルールを
デビッド・ビクター/カリフォルニア大学教授 リンダ・ヨー/オックスフォード大学フェロー | |
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エネルギー資源およびその関連技術は世界的に取引されているが、これらの重要な資源や技術をうまく管理していくための国際システムは分散化し、次第に無力化している。グローバルレベルの国際的な金融、貿易枠組みがうまくいっていることからみても、エネルギー領域でもグローバルなルールを導入すべきだろう。国際エネルギー機関を関与させたエネルギー安定理事会を立ち上げ、そこに間違いなく中国やインドを関与させて、資源の投資、開発、調達に関する市場ルールを協議し、あわせてグリーンニューディールをめぐる国際協調も試みるべきだ。このままではエネルギー市場が危機に直面するのは避けられない。 | |
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| | CFRミーティング 中国政府は現状維持を優先し問題解決を先送りしている ― 政治改革、公衆衛生、少数民族問題
ミンシン・ペイ/クレアモント・マッケンナ・カレッジ教授 ヤンゾン・ファン/シートンホール大学、グローバルヘルス研究所ディレクター ケリー・クーリエ/プロジェクト2049研究所非常勤フェロー
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政府はより開放的なシステムへと移行していくのを助けるような政治的流れを抑え込んできた。流れを抑え込んできただけに(圧力は大きくなっており)、今後政治的危機が起きれば、それが急激な変革につながっていく可能性は高いと思う。(M・ペイ)
H5N1、H1N1への中国の対応に関する私の研究では、地方の公衆衛生当局は依然としてカバーアップ、情報操作、不作為という問題行動をとっている。(Y・ファン) | |
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Classic Selection1896 日本問題 ―異質な制度と特異性に目を向けよ
カレル・ファン・ウォルファレン | |
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日本における政治と政治手法は、ほかのアジア諸国や欧米のそれとはまったく違っている。日本は過去数世紀にわたって、互いに権力を分かち合う、半自立的な諸集団間のバランスを注意深く保つ政治スタイルをずっと維持してきた・・・ | |
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Classic Selection2001 日本システムから退出する企業と個人
レオナード・J・ショッパ/バージニア大学准教授 | |
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日本の銀行や政府が、形ばかりの再建案と引き換えに、いまも債務まみれのゾンビ企業への新規融資や公共事業を提供するなか、競争力のある日本企業、老後を心配する市民、若い女性たちはこれまでの日本のシステムから退出しつつある。
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Classic Selection2002 1940年体制の弊害を克服するには
ウィリアム・H・オーバーホルト/ハーバード大学アジアセンター研究員 | |
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現在、日本を機能不全に陥れている制度上のルーツは、現行の制度の多くをいまだに支配している1937〜45年に作られた「1940年体制」に求めることができる。この体制は日本の戦時経済を動かすために合理的に作られ、実際にうまく機能した・・・だが、かつては日本の再建と成長にうまく貢献した体制上の特質が、いまやこの国を崩壊の瀬戸際へと追い込んでいる。
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